7月や9月も転勤による引越が多い季節ですね。
「遠方なので、部屋を内覧するチャンスが1回しかない」という人のために、30分で部屋を内覧し、写真も撮って寸法もはかるコツを書きたいと思います。
なぜ30分なのかというと、私は現在UR都市機構のマンションに住んでいるんですが、北海道から横浜に引越した時「内覧時間は30分以内」という制限があったからなのです。
内覧当日も、管理人室のおばさまに「30分でお願いしますね!」と念押しされ、焦りました。ギリギリ間に合ったという感じです。
今でもお客様からの部屋の図面や写真を平日毎日拝見している私が、コツをお伝えします!
チェック漏れは致命的!30分で確実に部屋を内覧・確認する方法
何はともあれ準備を万全にしておきます。
新居確認は準備が8割!お部屋を内覧するのに必要な持ち物
- 新居の図面(事前に入手しておきます)→立ったままでも書き込みできるように、硬い表紙のノートに貼るか、ボードがあると便利です。
- デジカメ(充電を忘れずに)
- チェックリスト
- コンベックス、スケール(いわゆる巻き尺です。できれば5mを。)
- 赤ペン(測定した数値は色ペンで書き込みした方が見やすいです。消せるフリクションがおすすめ)
- 方位磁石アプリ
現調・お部屋内覧グッズの準備は確実に!
まだ子どもが0歳だった頃のチェックリストですが、お子さんが少し大きい方は窓やべランダの安全チェック(手すりを超えてしまう危ないものがないかどうか)も忘れずに!
賃貸物件のお部屋チェックは採寸、写真!
上に実際に私が北海道から横浜に引越した時に使ったリストを載せています。ノートの右ページには部屋の図面が貼ってあります。
部屋の写真は二種類「遠目から全体を見渡せる写真」「拡大写真(ただし、必ず床か天井をいれる)」を。
もし計り忘れがあっても、天井高さや巾木の高さから、だいたい割り出すことができます。
部屋の中をチェックし終わったら、新居のごみ置き場や駅からの道のチェックも!
部屋を借りる前にグーグルストリートビューで車の通りが多い危ない道はないか確認はしますが、実際見ることができるなら目視確認がベストです。
時間があればぜひチェックしてください。
- マンションのごみ置き場がきれいか
- 集合ポストはチラシなどが散らかっていないか
- 駅から家までの道を歩いて確認
- 小学校や中学校から家までの道を確認
- 日頃使うことになりそうなスーパー、ドラッグストアの確認
そのほか、駐車場が決まっていれば確認しておきましょう。
【編集後記】
現在、勤務先の設計事務所はお引越し作業中。まさに引越しつつダンボールに囲まれた中で(笑)お客様の図面を描いているので、この記事を書いてみました。来週からは同じフロアで隣の部屋に引越、広さは3倍になります。楽しみです!
【昨日の1日1新】
靴下屋(生まれて初めて買った!)