兵庫県育ち、就職して3年後に東京に住み、現在は全国転勤族の夫と結婚して北海道を経て横浜に住んでいます。
先週のGWに関西へ行ってきました。
羽田空港から神戸空港経由で大阪入りした際、どこに寄ろうか悩んで、西宮北口に行くことに。
関西で知らない人はいない、大手進学塾「浜学園」の本拠地が西宮北口なのです。
私は小学3年生から家の近所の浜学園に通い、小学5年生では西宮北口にある浜学園本部に通うようになりました。
西宮北口駅(西北、にしきた、と省略して呼ぶ)は、兵庫県の転勤族ファミリーにも大人気の街で、とても住みやすいところ。
駅の南側、昔は阪急西宮スタジアムがあった場所に「阪急西宮ガーデンズ」という商業施設もでき、発展しています。
子ども時代の経験を、自分の子育てに生かす
西宮北口駅の北側には、関西で知らない人はいない中学受験をする小学生のための進学塾「浜学園」の西宮本校が。
駅の南側はずいぶん変わったけど、駅の構造や北側は30年前のままでした。
西宮北口駅から地上に上る階段を上った時、小学生の頃にタイムスリップしたような、胸がぎゅーっとなるような思いがしました。懐かしい。
家の近所にも浜学園の教室があったのでそこに通っていましたが、小学5年生の頃には阪急電車で西宮北口まで通いました。
支部の教室より西宮本部の方が、優秀な先生と生徒が集まっているという理由だったように思う。
当時の浜学園は、毎日のテスト結果によってトップ3とワースト3の指名が黒板に発表され、成績によって毎月ランキングされて、クラス替えがあるという、小学生には過酷なものでした。
勉強の理解度が成績に現れるだけなので、ワーストに名前が書かれたからって第一希望に受からないわけではないし、受験日までに学習の理解を深めて成績を出せるように勉強すればいいだけなのですが、小学生当時の自分にはわからなかった。
親がどうしても神戸女学院中学に入れたかったらしいです。結果は不合格でしたが。
私が辛かった経験から学んだこと
子どもがいると結構聞かれます。
「やらせたい習い事とかあるの?」
いいえ、全くありません。
子どもと私は別の人間です。
子どもは親のアクセサリーでも見栄の道具でもありません。
親が叶えられなかった夢を子どもに託すのは間違っていると思います。
有名な学校を出て、有名な会社に入って、結婚して、子どもがいること。
一般的な幸せを親から定義されて押し付けられるなんざクソくらえなのである。
自分の親を反面教師に生きていきます。
親に認められるためにがんばっていた、そうしないと生きていけないと思っていた過去の自分を捨てたい。
自分を認めてあげられるのは自分自身でしかないのだ。
わが子に対しては、幸せで生きていてくれたら、あとは何でもいいです。