東京は冷たいだなんて誰が言ったのでしょうかね。
中野、高円寺、西荻窪と住んできた私が、今回は中野の魅力について語ります。
中野は街が元気
20年前に住んでいた頃、よく通った八百屋さん。いまだに現役でありました。
通っていた銭湯は、番台さんが高齢のためたたんでしまい、マンションになってました。
でも新しい店も昔から愛される店も共存して、うまく活性化しているなと思います。
超有名な中野ブロードウェイ。
上は高級マンションになっていて、コープ ブロードウェイといいます。
青島幸雄さんや沢田研二さんが住んでいたことでも有名。
原宿の表参道にある「コープオリンピア」と同じ、東京コープ販売の開発で、コープ ブロードウェイはいまでも人気が高いマンションです。
▽中野サンプラザは2024年頃に取り壊しが決定
中野セントラルパークも完成し、早稲田大学、明治大学、帝京平成大学なども入っています。
学生がいる街は若くて活気がある!
昔からある商店には、現役で働くお年寄りがいっぱい。
そして「まんだらけ」などサブカルの聖地を目指す外国人の方も。
国籍、年代問わず、居心地のいい街だと思う。
中野グルメを堪能してほしい!
中野には美味しいものがたくさんあるけれど、2つだけご紹介したい。
まず、デイリーチコ。
貧乏劇団員時代も行きました。
次にアザミ(中野駅南口)
劇団員時代にはなかなか入れなかったお店。いまでも人気店。
黒糖がやさしいプリン。飲み物とセットで850円ってお安くないですか?
中野の大家さんはハートフル
演劇人も映画人もバンドマンも!
髪の毛が真っ赤だろうが真っ青だろうが、ファッション刺青が入っていようが、審査に合格すれば部屋を貸してくれる。そんな大家さんが多い中央線沿線。
これは先週、中野駅の不動産屋店頭で見た家賃の一部。(2019年7月)
さすがに2.1万円はおとり物件(実際には実在しないダミー)かな?とも思うんですけど、(本当に借りられる物件として実在していたらごめんなさい)、中野で風呂なしアパートで4万円(管理費込)は実在すると思う。部屋の中にトイレがあってフローリング、4畳半で家賃が管理費込みで4万円ならいいよね、と思う。
畳の部屋の場合は交換してくれないだろうし、風呂なし、廊下に共同トイレとなると、テレビも室内アンテナを購入しないとみられない場合がほとんど。
そしてエアコンも「窓コン」という特殊なエアコンを買わないと取り付けができません。基本的にアパートの壁にエアコンの穴がないのでね。
そして中野区には銭湯が多いとはいえ、台風の日でも雪の日でも、銭湯に通うとなると少し大変。
それでも夢があってバイトの時間はできるだけ減らして練習や研究の時間にしたい、家賃はできるだけ抑えて都心に住みたいという人には中野はオススメ。
大家さんが、アパート敷地内や建物一階に住んでいるという方も多く、家賃を支払いがてらお茶をすることもありました。
本当に生活が立ち行かなくなったら、風呂なし物件にいまでも住める気がする。
ただし一点だけ注意点があって、風呂なし物件は大家さんがご高齢の方がほとんど。
私が中野内で二度引越ししたのも、大家さんが高齢で老人ホームへの入居を決めたため、アパートの管理ができなくなるからマンション管理会社に一括依頼するという理由でした。
つまり、風呂なし格安アパートは、突然住み続けられなくなる可能性があるということです。
中野の魅力は語りつくせませんが、本当に住みやすい街です。
ディープな魅力はお散歩するだけでもわかります。ぜひお出かけください。